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研究者情報:研究・産学連携

ユニーク&エキサイティング研究探訪
2010年度

  • 注:内容、および研究者の肩書は、取材時点(文末に表示)のものです。

No.10 情報メディアシステム学専攻・冨沢哲雄助教らの自律走行ロボットの開発

日常生活で人間と共存できるロボットの開発を目指す

人が往き来し、自転車が走りまわる公道で自律して目的地に行けるような「自律走行ロボット」を、情報メディアシステム学専攻・冨沢哲雄助教らが開発している。2010年に開発したロボット(電動カート)は、茨城県つくば市の公道で行われた公開試験「つくばチャレンジ2010」で1.2kmのコースを見事完走し、つくば市長賞を受賞した。

No.09 武田研究室のフーリエ変換法とその応用展開

キャリア縞信号を用いた様々な測定分野で世界的に応用が広がる

国際光工学会(SPIE)の国際賞である2010年度Dennis Gabor Awardを武田光夫教授(先進理工学専攻)が受賞した。この賞は、ホログラフィーの発明でノーベル賞を受賞したDennis Gabor博士の功績をたたえて国際光工学会が1983年に創設したもので、光の干渉を応用した計測技術や、ホログラフィー開発などの分野で卓越した研究業績をあげた研究者(毎年一人)に与えられている。

No.08 「エンターテインメントと認知科学研究ステーション」を母体とする思考ゲーム普及啓発活動

思考ゲーム科学技術の普及啓蒙に貢献

「思考ゲーム科学技術の普及啓発」に顕著な功績をあげたという理由で、情報・通信工学科・伊藤毅志助教、同・村松正和教授、総合情報学科・西野哲朗教授、同・西野順二助教(それに、他大学では公立はこだて未来大学・松原仁教授)が、平成22年度の文部科学大臣表彰科学技術賞(「理解増進部門」)を受賞した。

No.07 児玉幸子准教授(メディアアート&デザイン研究室)の磁性流体アートプロジェクト

科学技術を題材として“美”を表現する

科学技術やテクニカルな素材それ自体を芸術作品の題材に据える「デバイスアート」と呼ばれる新しい芸術分野を日本の研究グループが提案している。情報理工学研究科の児玉幸子准教授は、そうした21世紀の新たな芸術潮流を牽引するパイオニアの一人だ。

No.06 白田研究室の「ポリマーナノ光ファイバーによる量子フォトニクス情報通信技術の開発」

量子暗号通信システムに組み込み可能な実用技術の開発を目指す

白田耕藏教授らの提案した「ポリマーナノ光ファイバーによる量子フォトニクス情報通信技術の開発」が、JST(科学技術振興機構)の平成21年度「戦略的イノベーション創出推進事業」に採択された。戦略的イノベーション創出推進事業というのは、平成21年度から始まった、実用技術の開発を目指す制度。